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    2007.03.15 Thu 制服騒動 その6(教育委員会へ)

    宮崎市教育委員会へ電話しました。
    感情論にならず、起こったことをそのまま述べ
    どこが問題点なのか
    その問題でどういう間違いが起こり、どういう経緯を辿ったか
    それについてどう改善して欲しいのか話しました。

    担当者が泣いちゃいましたっ(汗)
    「娘さんやお母さんの気持ちを考えると・・・本当に申し訳ありません・・・」とハナすすられ
    なんでそちらが謝るんですかあー!とこっちがお詫びする一幕もw

    以下、教育委員会に送った上申書です。長いよ我ながら。1枚にまとめる文章力誰かクレ。

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    上申書
    宮崎市教育委員会 委員長殿
    平成19年3月15日

    平成19年3月12日から14日にかけて、当方の娘が通う中学校において発生した事案について上申いたします。

    当該生徒は私の娘です。現在中学校3年生で、明日卒業式を控えております。
    今週月曜日、3月12日の夜に学校側から、「スカートの丈が短いので裾をおろすか誰かに借りるかしてほしい」との電話がありました。
    娘は中学に入ってから成長し、現在160cmになっております。成長に伴い制服が小さくなった次第です。
    それまで学校で頻繁に行われる風紀検査では指摘されておりませんでした。

    学校側によると、月曜日に卒業式の予行練習で、立ったときに後ろから見てスカートの裾がパイプイスについていなければダメとのこと。卒業式4日前になって突然それを指摘されても対応はできかねるとお断り申しました。

    娘は「脊柱側わん症」で、背骨が湾曲しており、骨盤の左右の高さが違います。湾曲は20度で、要治療で装具をつけねばならない程度ですが、整形外科の先生と話し合い、装具をつけるのは本人への負担が大きいからと、経過観察にしていただいている経緯があります。スカートを着用すると左右の裾の高さが異なり、右から見たら校則にそぐった長さでも、左から見れば校則違反になります。学校側にそれを伝えましたが、やはり改善を求められました。

    結局、親の判断で、式典のためにだけ新しいスカートを購入いたしました。
    火曜日(13日)制服店に電話をし、13号サイズのスカートを注文し、サイズが大きいので既製品は無いかもしれないと言われましたが、卒業式前日までには間に合わせると、かなり無理をして注文を受けていただきました。

    そして昨日14日。卒業式の練習で体育館に集合し、風紀検査が行われたそうです。
    そこで娘はやはりスカートの丈について注意され、そのたび「買いましたから」と返答。しかし数名の教師から「じゃあなんで着てこないの?」と指摘されたそうです。
    この時点でおかしい話です。月曜日に指摘して、火曜日に注文した制服が水曜日には出来上がりません。
    そして女性教諭がこう娘に言ったそうです。
    「その買ったスカートどうするの?家に飾っておくの?学校に寄付とかしないの?」
    それを14日に帰宅した娘から聞き、すぐに学校に電話をして苦情を申し立てました。
    学校側からの時間的にも無茶な指摘を聞き入れすぐに対応し、理不尽だと思いながらも高い買い物をした、母子家庭で経済的に決して豊かではない娘に向かって「寄付しろ」と言う無神経な教師の言葉は、とても教育者たりえる者の言葉とは言えないと判断したからです。
    担任、学年主任がすぐに謝罪し、対応のまずさ、身体的な特徴を考慮しない画一的なスカート丈についての指導法について、当方の自宅まで来ていただき、丁寧にお詫びを頂きましたが、その寄付を言い出した女性教諭は、娘に対して謝罪の言葉を自ら述べるでなく、私から水を向けて「何か言うことはないのですか」とたずねて初めて娘の前に立ち、「ごめんね 先生悪かったね また笑顔見せてよ 笑えるよね?できるよね?」と強制しました。
    私は女性教諭の言葉を途中で遮り、こんなのは謝罪ではないと叱責しました。
    その女性教諭はお菓子のにおいがしておりました。直前までなにか食べていたようです。
    私が問題にしたいのは以下の点です。
    ・卒業式4日前に突然制服の丈を指摘するという杜撰さ。
    ・生徒本人には非の無い身体的特徴を全く考慮しない理不尽で画一的な指導法。
    ・スカートを購入するという最善かつすばやい対応をした上でのさらなる生徒への対応の悪さ。
    ・生徒個人宅への経済的事情、精神的配慮の見えない寄付の強要。
    ・謝罪に訪れた際の生徒への謝罪ともつかぬ「事を荒立てるな」という無言の強要。
    (当方は電話の時点で、当該教師が心から問題を理解し反省した上での謝罪でなければ不必要だと学年主任に申し上げておりました)

    そして改善策として、以下を提案させていただきます。
    ・今回の事案に対しての、学校側からの具体的な改善策の提示。
    ・生徒個人の特性をきめ細かく見る、画一的でない風紀指導の徹底とその具体案。
    ・各教師への指導と、明確な教育方針、理念への意思統一。
    ・教育委員会からの当該校への指導の内容と今後の各校への指導方針の明確な提示。

    卒業式前日の本日15日、娘は不登校という選択をしました。学校側からは学年主任、教頭先生がそろって朝から当方自宅を訪問してくださり、丁寧な謝罪を頂きましたが、問題はそこではないと考えております。
    これからの時代を担う次世代の子供である娘への間違った指導法。
    せっかく築き上げてきた教師への信頼を崩してしまったこと。
    卒業という晴れの式典に刻まれてしまった染み。
    拭うことができないであろう、大人への不信感。
    そのすべてを、このまま片付けてしまっては誰のためにもならない、いつかまた娘と同じように、つらい思いをする子供が出てしまうかもしれない。そんな危機感を抱き、教育委員会へ上申するに至った次第です。

    学校側の対応は誠意あるものだと受け止めております。
    むしろ実際に娘に心無い言葉を投げかけた教師とは関係のない方々に、多大なご迷惑をかけたとお詫びを申し上げたい気持ちであり、実際に頭を下げております。
    しかし今回の事例が、教育の歪みの一端を炙り出している気がしてなりません。このままでいいのかと一保護者として自らに問えば、答えはノーです。
    見過ごすことで、誰かまた他の子供が同じ思いをする。それではだめだと思うのです。
    このままでは、教育現場は『理不尽なことに対して我慢をするための場』でしかなくなってしまう。
    そうであってはいけないと、強く強く願います。
    次世代を担う子供たちを、教え導き、よりよい社会を作るための大切な教育の場であれと願う気持ちで一杯です。
    娘だけの、この学校だけの、一時的な問題と受け止めてほしくありません。教育という場において、教育委員会、学校長、現場の教師、すべてが理念を同じくし、教育とは何か、何をすべきか、子供たちをどう導いていかねばならないか、もう一度己の身を律し、高い志のもとに教え導く立場であることを考え直していただきたいのです。
    社会のゆがみを感じているのは私だけではないはずです。現場の方々はもっと強く危機感を感じていることでしょう。
    何か、感じてください。この事例を公にすることで、なにかを変えようと思ってください。
    学校だけにそれをさせようとは思いません。我々保護者にも同じことが言えます。
    みなで育てていかねばならないのです。だからこそこの事案はひそやかに片付けず、広く知らしめていただきたい。教育者にも、保護者にも。

    どうかこの事例が、地域に密着した教育、これからの世代を育てていく上での教育理念への提言として、なんらかの一石になればと願ってやみません。

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    んじゃ昨日行きそびれた皮膚科いってくっから。
    あと制服出来上がったらしいんで買ってくっから。

    Comments

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    きゃうー : URL

    #79D/WHSg Edit  2007.03.15 Thu 14:36

    下から一気に読みました。娘さんがどんなに悔しい思いをしたか、
    このことの記憶をこれからどれだけの時間をかけて消化していけるのか・・と思うと涙が出そうです。
    こういうどうしようもない教師を、義務教育期間に使用することは
    子ども達にとって大きな不利益だと感じています。
    「ごめんなさい」の言い方も知らないで大人になった人が
    子供になにを教えることができるというのでしょうね。
    まおさんの今回の対応は、娘さんにとって一番必要だった対応だと感じています。
    私が娘さんの立場だったらこうしてほしい!と思ったであろう行動と発言だと思います。
    私、中学生の時自分で教育委員会に電話で苦情を言った経験があるんですけど、
    子供にあの行為は精神的にきっついです。
    大人に対して意見するのって、子供にとっては本当に勇気のいることなんですよね。うまく伝えられないから。
    まおさんがちゃんと伝えてくれたことが娘さんにとってなによりも心強いことだったと思います。

    あん : URL

    #79D/WHSg Edit  2007.03.15 Thu 16:40

    んーとな、顧問の女性教諭が謝罪と言う名目で来ていたのにもかかわらず睨みつけていたという具体的な様子を明記しても良かったんでは?
    お菓子の匂いに関しても匂いを消すという常識的なマナーが欠落していると。
    ま、どこまでやるかによるけどな。

    hagiwaramao : URL

    #79D/WHSg Edit  2007.03.15 Thu 23:06

    >きゃうー
    ああそれは子供がすべきことじゃないですね。辛かったでしょうに・・・。
    話を聞いてそれを伝えるのは大人の役目であろうに。
    でもその経験が、きっときゃうーちゃんの大切なスキルになった!

    >あん
    今回は感情論を極力排斥し、時系列にそった事柄のみを書くようにしました。
    感情論は涙ながらに電話で訴えたw

    >非公開その1さま
    詳細はメールにて。ぬふん。

    >非公開その2さま
    実に有意義なご意見ありがとうございます。実に納得です。
    そういう対応でした。ええ、そりゃあもう。

    後ほど記事にしますが、今日、その点について再度
    校長先生に問題提起させていただきました。

    なにやってんだ学校。

    hagiwaramao : URL

    #79D/WHSg Edit  2007.03.16 Fri 01:12

    >非公開その3.4さま
    よい出会いだったのですね。最後の言い訳がとてもかわいらしいw
    なんだなんだツンデレかよとw

    私さ、「自分が正しい!」って思ったらその時点で自分が間違ってると思う。
    自分が絶対正義振りかざした上からモノ言う人になっちゃだめだって思う。
    先生方の立場もありましょう。保護者からの意見だけを聞く学校も腐る。
    どちらもそれぞれ言い分があるのだから、常に申し訳なさはつきまとう。
    私だけの意見を押し通したいんじゃない。
    ただこのゆがみは、私が食らうんじゃない、子供が食らうから。
    うちの子だけじゃない、子供たちみんなみんながアオリ食うことだから。
    どっかで誰かが何か言うことで、何かが変わるきっかけになればいい。
    私の意見だけ通ればいいんじゃない。折り合いつけてどうにかなんとか誰かが傷つくことが減ればいい。
    傷つかないことは無いから、でもできるだけ減ればいい。
    発端も過程もそれぞれ違っていいから、私のすることと違ってもいいから
    結果が同じであればいい。

    子供たちが出来る限り健やかな心で育てられる教育現場であれかしと。

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